御嶽山のドラゴンアイ🐉
三ノ池に積もった雪が解け始めると現れるんだとか
例年、見頃になるのは6月に入ってからのよう
今年はどんな感じになっているんでしょうか❓
SNS等々から情報を拾い集めてみると、今年はドラゴンアイと云うには少々違った感じに雪解けが進んでいる模様です😵💫
綺麗なドラゴンアイとは程遠いかもしれませんが、それでも雪解けが始まった三ノ池はきっと綺麗なんだろうと期待し、濁河温泉から飛騨頂上を目指すことにします🚶♂️
登山口にあたる濁河温泉まで車で行くのにはいくつかのルートがありますが、果たしてどれが1番早いんだろうかといつも頭を悩ませます💦
いろいろ調べてみましたが、やはり1番オーソドックスというか、慣れ親しんだ、41号を北上して小坂から濁河温泉へ向かうのが一番無難なのかなという結論に至り、いつも通りのルートで向かうことにします🚗
道の駅はなももを過ぎると、濁河温泉へと続く長い長い山道に入ります
山道に入ってしばらくすると、山側の斜面に何やらもぞもぞと動く真っ黒な物体が
ゆっくりと近づいてみると、子熊でした🐻
子熊は慌てて山の斜面を登っていきます🐻
車の中から見ている分にはとってもかわいく見えます
それ以外のときには鉢合わせるのは考えものですが💦
ちょうど新緑の季節にさしかかっている標高とあってか、朝日に照らされた山の中は緑が鮮やかでとても綺麗✨
動物たちも活動を始める時期のようなので、山道運転は周りに気をつけながら進みます🚗
濁河温泉まであと少しというところ、対向車線の軽トラが徐行中です🚗
何かあったのかと思い、こちらも徐行してみると、
すれ違いざまに
そこに熊がいるよー🐻
と教えていただきました
指差された方向を見てみると、熊の姿は確認できませんでしたが、一箇所だけ不自然なほどに茂みが揺れています
既に2頭目🐻🐻
今日の登山は熊鈴をしっかり鳴らしていかなければならないなと肝に命じます
濁河温泉までやってくると、登山口近くの駐車場は満車😱
平日ですが大賑わいです🚶♂️🚶♂️🚶♂️
少し下にある市営の駐車場にはまだまだ空きがあったので、そちらに車を停めることにします
ささっと準備を済ませ出発です
トイレの前を通過して登山道を先へと進んでいきます
昨年は残雪期に訪れていて、登山口から結構な量の積雪でした
夏道で濁河温泉方面から登るのはめちゃくちゃ久しぶりです😁
雪解け直後だからなのか、登山道に石畳のように敷かれた石には苔がびっしり🌱
登山道も湿っているのでめちゃくちゃ滑ります💦
いきなり滑りやすい登山道、先が思いやられます😥
10分ほど進むと、この先崩壊のため迂回してくださいとの案内があり、先へ進めないようにロープで封鎖されています
特に深くは考えず、進める方向に進んでいきます
道は仙人滝方面へと続いています
濡れてツルツルの木道にも注意を払いつつ、道の続く方へと進んでいくと、目の前に大きな滝が現れました
仙人滝です✨
雪解け水も加わってか、水量も多く見応えがあります
さて、その先の登山道は、、、
桟橋が崩壊しており、通行止めになっています❌
周りを見渡しても進めそうな迂回路もありません
行き詰まってしまいました💦
地図アプリで確認してみると、どうやら登山道はこちらの道ではない模様😱
昨年、残雪期に歩いた道を冬道だと思い込んでいましたが、どうやら現在は夏冬同じルートになっているようです💦
古い地図と古い記憶を頼りに歩いてきた道は今は登山道としては通行止めで、仙人滝までの遊歩道になっているようです
滝を見に来る人以外は通らない道😱
どうりで苔むして滑りやすかったわけです
事前の下調べが足りなかったと反省です
せっかく仙人滝までやって来たので、滝のマイナスイオンをしっかりと頂戴して、来た道を戻ることにします
無事に登山口まで戻ってきました
登山口の案内板を見ると、ちゃんと登山道がつけ変わった旨が記されていました
確認ミスです💦
30分ほど時間をロスしてしまいましたが、気を取り直して再スタートです🚶♂️
仙人滝までの道ほどではないですが登山道は苔むしており、雰囲気のいい森の中を歩いていきます🌱
雪解けの時期ということもあり、登山道のぬかるみ具合はなかなかのものです💦
気を遣いながらの登山になりそうです😮💨
朽ち果て気味の木段や木道もたっぷりと湿り気を帯びていて滑りやすい💦
湿度もたっぷりで、汗だくになりながら登っていきます
湯の花峠を過ぎたくらいからは朝イチから登っていたであろう方々が続々と降ってきます
八合目付近からは、ところどころに残雪が出てきますが、距離も短く特に問題なく歩けました
踏み抜きだけ注意してツボ足で進んでいきます
森林限界を超える標高まで登る頃には、辺りはすっかりガスに包まれて真っ白になっていました
景色は見えませんが涼しくて快適なので、良しとします👌
森林限界から先、雪渓のトラバースが2箇所あります
どちらも距離は短く特に難しくはないですが、滑り落ちればかなり下まで滑っていってしまいそうな地形
注意を怠らず進んでいきます
前日から朝のうちに雪が降ったようで、摩利支天方面を見るとほんのりと白くなり、雪化粧しているのがわかりました
飛騨頂上の少し手前あたりからは登山道上にも降った雪と思われるものがまだ解けきらずに残っていました
12時ちょうど
飛騨頂上に到着です
曇っていますが、ガスで真っ白というわけではなく多少周りの景色は見えます
さて、お目当ての三ノ池の様子を見に行ってみます🚶♂️
ちょうどガスが抜けて上空には青空も垣間見え、とても綺麗です✨
ドラゴンアイとはちょっと違う感じですが、残雪と深いブルーのコントラストがとても綺麗✨
摩利支天方面へ少し登って、黒々とした溶岩越しにも眺めてみます👀
三ノ池を周回している方や、継子岳方面を周回している方などたくさんの登山者が見えます🚶♂️🚶♂️🚶♂️
ライチョウさんが出てきそうなこんなお天気ですが、ここまでまだライチョウさんにはお会いできていません😢
摩利支天方面での目撃情報が多いようなので、久しぶりに摩利支天山まで登ってみることにします
摩利支天乗越まで登ると賽の河原と剣ヶ峰方面が見えました
今は噴火警戒レベルが2に引き上げられているので、この先、剣ヶ峰方面への立ち入りは禁止されています
摩利支天乗越から先に足を進めていくと、ライチョウさんの鳴き声がどこかしらから聞こえてきました
声のする方ではありませんが、大きな岩の上に1羽のライチョウさんを発見👀
なかなか大きな岩の上にいるので近くまでは行けませんが、遠目からでもかわいさは伝わってきます💕
その後も至る所で鳴き声はするものの、お姿を拝見することはできませんでした
ライチョウさんを探しながら歩いているうちに摩利支天山に到着です
すっかり辺りは真っ白なガスに覆われてしまいました
時間もすでに13時にさしかかっていたので、山頂標識の写真だけ撮って戻ることにします
剣ヶ峰方面は相変わらずガスに覆われています
摩利支天乗越から五ノ池小屋へ戻る途中、遠くにライチョウさんと疑わしきものを発見👀
望遠レンズで確認してみると、やはりライチョウさんでした♪
本当に素晴らしい擬態っぷりです
しばらくはガスに包まれていましたが、五ノ池小屋の近くまで戻る来る頃には少しガスも晴れて美しい三ノ池を再び見ることができました✨
時間はそろそろ14時を回りそうな時間
ずいぶんゆっくりと過ごしてしまいました💦
急いで下山を開始しなければなりません💦
帰り際、ほんの少しだけ乗鞍岳の裾野が見えました🏔
下りはスリップしないように気をつけながら、登ってきた道を下っていきます
標高が下がるにつれて、ぬかるんだ場所が多くなります
登山口まで下ってくる頃には靴は泥だらけ😱
登山口の脇に、ちょうど小さな沢が流れていたので、そこで靴の泥を洗い流します
車までもどり、無事に下山です😄
帰り道、41号ではゲリラ豪雨に遭い、なかなか大変な帰路となりました☔️☔️☔️