chiritannyaaの日記

山に登ったときに思ったことを書き連ねる日記

10月15日 中房温泉から大天井岳 DAY2

2日目

 

冷え込みもそれほどなく寝やすかったのか、うっかり寝過ごしてしまいました💦

ご来光を見るために急いで大天井岳の山頂に向かいます💨

山頂はご来光を待つ人ですでにいっぱいでした。

山頂の少し手前に広めの場所があり、そこでご来光を待つことに。

今日も素晴らしい雲海✨

雲海の上には富士山、南アルプス八ヶ岳と、なんとも素晴らしい眺め😁

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5時50分

だんだんと空が明るくなり雲海の向こうから太陽が出てきました☀️

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素晴らしい✨

槍ヶ岳に目をやると、ほんのりピンク色に染まっています。

太陽の位置が高くなるにつれて、雲海に影ができて立体感が強調されていきます。

ため息が出るほど素晴らしい✨

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反対側には影大天井岳も見えます⛰

なんかもう、完璧というか、、、

北アルプスのど真ん中というロケーションに加えて、雲海&快晴のご来光。

何回もテント泊していても、なかなかこんなご来光には巡り会えません😳

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山頂にいた人たちもだんだんと少なくなり、2、3人だけになりました。

この日の行程はそれほど急ぐ感じではないので、しばらくはこの絶景を堪能することにしました😄

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30分ほど山頂での景色を満喫し、テントに戻ります。

テント場も小屋もすっかり人気がなくなっていました。

さて、ここからは毎回恒例、散らかしたものを片付ける時間です💦

今回は一泊なのでそれほど時間はかかりませんでした😆

 

テントを撤収して、軽く朝ごはんを食べ出発します。

 

7時30分

常念乗越へ向けて大天荘を出発です💨

ここから先は歩いたことがないルートなのでワクワクしながら進みます😁

しばらくは平坦な登山道が続きます。

振り返ってみるとあっという間に大天荘が小さくなっていました🏠

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10分ほど歩くと、左手前方の視界が開けてました。

そしてその先にはものすごい絶景が目の前に広がります✨

 

 

雲海の上に浮かぶ八ヶ岳と富士山。

これから歩く縦走路と常念岳

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ちょうど逆光気味で、雲海に浮かぶ山々のシルエットがなんとも言えない感じで美しい✨

これはもう本当にすごい😵‍💫

その中を歩く登山者がまた絵になります。

そして右手には表銀座縦走路と槍ヶ岳

なんて素晴らしいロケーション😵‍💫😵‍💫😵‍💫

こんな景色が見られるとは思っていなかったので、予想外の絶景にめちゃくちゃ興奮してしまいました💦

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f:id:chiritannyaa:20211201121756j:image常念岳へ続く縦走路

f:id:chiritannyaa:20211201164712j:image槍ヶ岳がチラリ

 

東天井岳を過ぎると、ハイマツ帯の中を下っていきます。

下り切ると今度は横通岳へ向けて登り返しの始まりです💦

横通岳はピークを踏まずトラバースする道もありますが、せっかくなので横通岳の山頂に立ってみることにします😁

 

9時30分

山頂手前、少しルートがわかりにくいところもありましたが、無事に横通岳山頂に立ちました😄

ここまで来ると涸沢カールもはっきりと見えるようになりました。

歩いてきた稜線も一望できます。

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横通岳の標高は2767メートル。

ここから2450メートルの常念乗越まで約300メートルほどを一気に下ります。

この下りが意外と長かった😅

今回歩いたルートとは逆向きで一ノ沢から大天井岳を目指していたら、ここの登りで心が折れていたかもしれません💦

 

常念乗越へ向けてどんどんと下り、

10時20分、常念小屋に到着です🏠

 

時間に余裕があれば常念岳にも登ろうと思っていましたが、常念小屋から常念岳を往復すると約2時間。

それから一ノ沢まで3時間半ほどで下山するとして、一ノ沢には16時着。

なかなかギリギリのコースタイムになってきました💦

常念岳に登るかどうか少し悩みましたが、せっかくなのでやはり登ることにします💨

アタックザックに必要なものを詰め込み、ちょっと巻き気味に登っていきます。

テント泊の重さから解放されたので、足取りは軽い😁

ゴロゴロと大きな石が積み重なった登山道をどんどん登ります。

 

11時25分

2857m、常念岳山頂に到着しました✨

山頂からはこの日歩いてきた稜線がきれいに見渡せました。

乗鞍、御嶽、眼下には梓川も見えます。

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狭い山頂にはまだまだどんどんと登山者がやってくるので、10分ほど滞在した後、常念小屋へ向けて下り始めました。

下りの途中、燕山荘から大天荘の間で見かけた2人組の男性とすれ違いました。

どうやらこの方たちも同じルートを歩いているようです。

こちらの姿に見覚えがあったからなのかはわかりませんが、すれ違いのときに、

今見えてるのは偽ピークなんですよね~、と笑顔で声をかけられました。

そうなんです~、もう一つ偽ピークがあるので騙されないように、と談笑しながらお2人とお別れをしましす。

 

 

12時25分

常念小屋まで戻ってきました。

常念小屋でタクシーの手配をしてもらい、あとは一ノ沢まで下るだけとなりました。

順調にいけば16時前には一ノ沢に下りられそうです😊

 

なんだかんだで常念乗越を出発したのが12時40分。

常念乗越からしばらくは比較的急勾配な下りが続きます。

一度アタックザックの重さに慣れてしまったためか、先程まで何とも思ってなかったテント泊のザックの重みが急に肩にきます😱

よく整備されてはいますが、階段状になった下りはなかなか急げません💦

登ってくる方も大変そうです💦

f:id:chiritannyaa:20211201175619j:image沢沿いの紅葉も終わっていました


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沢筋の中腹につけられた登山道を歩き、沢底の方へと降りていきます。

沢底まで降りると、あとはひたすら沢沿いに一ノ沢の登山口まで標高を下げていきます。

これがまた地味に長い😱😱😱

まだかまだかと思いながら歩き続け、ようやく見覚えのある場所までやってきました。

薄暗い樹林帯をトラバースしてもうすぐだと思いきや、まだまだ登山道は続いていきます😱

 

15時40分

建物の屋根が見え、やっと一ノ沢の登山口まで降りてきました。

予約したタクシーの運転手と思われる方が既に待っていました。

無事にタクシーに乗り込み、行き先を中房温泉と伝えます。

このタクシーの運転手さん、とても気さくな方だったので、中房温泉までは一時間ほどの乗車時間でしたが、ずーっと喋りっぱなしでした😁

無事に中房温泉まで送り届けてもらい、お別れです。

タクシーを降りると、外の空気はひんやりと寒くなっていました❄️

 

 

 

一泊二日の縦走が無事に終わりました。

最高の天気に恵まれ、最高の山歩きになりました✨